自宅敷地内に母と姉の遺体を埋めたとして福井県敦賀市樫曲、ギター製造修理販売業池見照彦容疑者(53)が死体遺棄容疑で逮捕、送検された3日、普段はのどかな山あいの集落は物々しい雰囲気に包まれた。 仕事を通じて容疑者を知る人らは、まじめな仕事ぶりと結びつかない衝撃的な事件に驚いていた。 池見容疑者宅近くに住む女性(70)は「警察官が夜、敷地内を掘り起こしていたので気になっていたが、まさか遺体があったとは。2人とも明るく元気に振る舞う姿を知っていただけにショックです」と驚いた様子だった。 池見容疑者は数十年前に東京から地元に戻り、自宅の作業場でギターの製造、修理などを手がけていた。有名なロックグループメンバーのギター製作にも携わったといい、池見容疑者がデザインしたピックを扱っていた静岡県内の卸売り業者の担当者(38)は「2年ほど前から、販売を始め、気に入って仕入れてくれる店もあった。温和な印象しかなく、『まさか』という言葉しか出ない」と話す。 同市内の会社員男性(29)は「ギターの修理を頼んだ知人は『仕事が丁寧で仕上がりが良い』と腕前を信頼していた。嶺南ではギターの修理などを専門に手がけているところが少なく、固定客も多かった。職人肌で落ち着いた感じだったのに、なぜ……」と言葉を失っていた。
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