3日朝、山形市と仙台市を結ぶJR仙山線で、雪の影響で停電が発生して快速列車が山あいで動けなくなり、乗客およそ300人が車内に8時間近くにわたって閉じ込められました。 列車は午後3時半すぎに動きだし、乗客は最寄りの駅からバスや列車などで仙台市や山形市に向かいました。 3日午前7時40分ごろ、JR仙山線の架線に雪の重みで傾いた木がかかって停電が発生し、山形駅から仙台駅に向かっていた快速列車が、山形市の山寺駅と面白山高原駅の間で動けなくなりました。 JR東日本によりますと、列車には通勤途中の乗客などおよそ300人が乗っていましたが、列車が止まった山あいの場所は付近に道路がなく、代行輸送もできないため、乗客は8時間近くにわたって車内に閉じ込められました。 列車は木を取り除き、除雪する復旧作業が終わった午後3時半すぎに動きだし、乗客は最寄りの山寺駅からバスで仙台市に向かったほか、そのまま列車で山形市に向かいました。 列車が止まっていた時、車内では暖房も使えなかったということで、降りた乗客は口々に「疲れた」などと話していましたが、JRによりますと、激しく体調を崩すような人はいなかったということです。 列車が止まった場所は、山形県と宮城県の県境に近い山あいで2日からまとまった雪が降っていました。 停電の影響で、JR仙山線は仙台市青葉区の愛子駅と山形駅の間で運転を見合わせていましたが、安全が確認されたとして午後5時24分に上下線とも運転を再開しました。
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