南極観測船「しらせ」が１２日午後２時６分（日本時間午後８時６分）、昭和基地に接岸した。基地周辺ではこの数年、海氷が厚く接近が難しい状況で、船に勢いをつけて氷に乗り上げて重さで氷を砕いて進む航行を、往路で過去最多の３１８７回繰り返した。 　南極地域観測統合推進本部によると、しらせは、１５日間かけて海氷が厚い「多年氷帯」を氷を砕きながら進み、基地の沖約５００メートルの定着氷に到着した。基地周辺の海氷は厚いところで約６メートルにおよび、その上を約２メートルの積雪が覆っている。昨年１月の接岸は３季ぶりだった。 　しらせは昨年１１月１１日に東京を出発した。昭和基地に燃料や車両、食糧などを輸送して、４月に帰国する予定だ。 ノースフェイス タトラス avirex ショット トリッカーズ tumi マムート フィデリティ coach